『三国演義』皇帝衣装の着方
①下着・靴下・袴をはく。 | |
↑[靴下] 紐で締めます。 | |
おのれ~! 時代衣装好きの物好きが帝位に即きおったか!! 許せぬ~!! | |
何を怒っている? むっ、一海殿が帝位に?! それは天道に背くのでは?? | |
そうだ! この朝敵を討たねば・・・! | |
殿。しばし、お待ちを・・・ | |
おお、孔明。いかがいたす? | |
殿。一海殿と曹操、どちらが強大でしょうか? また魏は漢の天下を奪った憎き相手。ここはまず曹操を討つことが先決です。 | |
そうか・・・。 | |
ヒソヒソ(また兄者は軍師殿に良いように言いくるめられて・・・) | |
では早速説明をはじめましょう。殿も天子に即位される折にはご参考になされませ。 | |
お、おい。わしの立場は・・・?? | |
まず下着とカンフーではく靴下を履きます。そして下袴をつけます。 | |
おい、わしを無視するな~~!! | |
②龍袍を着る。 | |
[肩の紋様] ↑[太陽の紋様] 伝説のヤタ烏が描かれています。 ↑[月の紋様] 蛙が描かれています。 ↑[聖獣の刺繍] | |
そして上着を着けます。 | |
中々豪奢でありますな・・・。 | |
玄徳兄者が着けたらさぞかし良いだろうな~。 | |
ふん。馬子に衣装にすぎぬわ。 | |
で、この衣装の刺繍は中国の伝説上の聖獣を刺繍しているのです。また両肩の輪は太陽と月を表しているのです。 | |
だからわしを無視するな~!! | |
③上袴を着用する | |
↑[下袴の刺繍] | |
さて、次に上袴をつけます。 | |
ところで孔明殿。あの斧は何だ? | |
ふん。あれはだな・・・。 | |
曹操なんかに聞いちゃいねえよ!! | |
単細胞の分際で~!! | |
張飛殿。あれは生殺与奪の権を象徴する斧なのです。 | |
なるほど・・・。さすがは軍師殿。張飛、しっかり覚えておけ。 | |
④玉帯と靴を着用する。 | |
↑[靴] ↑[玉帯] ↑龍の紋様 | |
そして次は靴と玉帯だな。 | |
龍の刺繍が宜しゅうございますな。 | |
うむ。 | |
・・・・・・。 | |
急に曹操の奴、静かになったな。 | |
大方拗ねているのだろう。 | |
あ・・・ | |
では次に参りましょう。 | |
⑤帝冠を付け、完成。 | |
↑[帝冠] | |
そして最後に冠をつけ、完成です。 | |
ううむ。素晴らしい。ん? 曹操はどこへ行った? | |
拗ねて帰りましたよ。 | |
何故だろう? | |
ボソボソ(殿はやはりひと筋縄ではいかぬのう・・・) | |
[おまけ]冠を着けて皇帝くつろぎバージョンへ!! | |
ふう。やっと帰りおったわ。いつか玄徳に孔明を討ち滅ぼしてくれるわ。はあ・・・。わしにも仲間が欲しい・・・。せめて仲達でもいれば・・・。 |