手作り甲冑奮闘記【熱中時間・大鎧編】

■熱中時間・大鎧編
【大鎧編・その1】
2007年11月
NHK『熱中時間』取材
2007年11月26日(月)【取材】
サイクルモード2007が終り、いよいよ取材開始。
まずは買出し。
最初にダイソーへと向うが、時間があるために向う途中を撮影。甲冑着用以外でしかも密着取材は初めてなのでかなり緊張する。途中、松屋町春の陣でお世話になっている天明館さんや松屋町スタイル研究会のSさんにご挨拶をと立ち寄るが、あいにく天明館のNさんはお休みのため、不在。Sさんとはお会いすることが出来、少しお話をする。

Sさんにご挨拶の後はダイソーへ。
一番の目的は甲冑の札になる色紙。前回の胴丸も色紙を使用したが、今回も試してみることにする。
その他にも何かないかと探すがそれほど収穫はなかった。ただ一点今回の勢作とは無関係だが、惜しい物が一点ある。
それはお椀。
黒田官兵衛所用の兜をいつかは再現したいと考えているので、もう少し深さのあるお椀が欲しいところだ。もう一点は台所用のじょうろ。これは子供用の細川忠興または中国兜を作るには最適のものであった。
結局ダイソーで購入したのは「色紙」「洗濯ネット」の2点。無事購入し終え、次なるコーナンへと向う。

コーナンに向う前にまず資料購入のためにジュンク堂へ立ち寄った。笹間良彦氏著作の『日本甲冑大図鑑』を購入するためである。
同書は以前より欲しかったのだが何分高額のため、手が出せずにいた。しかし今回古式の大鎧を再現するためにはどうしても必要な書籍で、現実製作にあたって大きな戦力となっている。
ちなみに今回勢作にあたって最も貢献していただいているのは甲援隊士の鎧甲冑製作所・八幡太郎誠吾殿。貴重な資料をお貸しいただき、かつ教材用に製作した大鎧試作品をわざわざ送っていただいた。私の所有する大鎧は鎌倉後期の設定で今回製作したい大鎧とはかなりサイズも仕様も違う。八幡殿のお貸しいただいた試作品はかなりありがたい援軍と言える。

話が戻って買出し。次はコーナン。
コーナンではボンド、塗料、針金などを購入。撮影の演出をしながら荷物を持って店内を巡回することになる。しかし前回の経験があるだけにここでも買うものが決まっている。しかしいつもの癖で何かないかと模索してみるが、考えていた以上の物でこれはというものは特になかった。
とにもかくにも撮影しながら巡回し、コーナンでの買物を終了した。

買物終了後は帰宅し、車中にて今後の打ち合わせをする。
しかし打ち合わせをしている中で改めてスケジュールの厳しさを思い知るが、ここまで来た以上、やるしかないと心に決め、その日は終了した。
2007年11月27日(火)
いよいよ製作開始。
昼は合間を見てひたすら弦走の革の代用について知人に電話をしてみる。しかしいずれも難しく、どのようにするのか、が今回の最大の課題だ。
仕事が終り、取材班の方が到着。とりあえずは食事をして、部屋で資料を調べまくる。
やがてスタッフの方が戻ってきて作業開始。
まず始めるのは札作り。
見本は八幡殿の名刺を使う。八幡殿の名刺は実物大の平札をモチーフにしたもので、そのまま使用が出来る。ただ人の名刺に穴を空けるのは気が引けるが、このためにいただいたので使わせていただいた。
ここからは単純作業の繰り返し。
いつも手作りに際して言うことがある。それは手作りのコツは技術でもなければ知識でもない。根性があるかないかが重要なポイントである。
色紙から札を切り取り、ボール板で穴を空け、千枚通しで小穴を空け、そして塗装。この作業を延々と繰り返す。
前回は春から夏に製作したが、冬のためか乾きが遅い。乾燥を待つ時間だがひたすらに小札作りをし、撮影のために鉢の基本を作る。
この作業を夜中3時まで続け、この日の作業は終了した。
ちなみに一枚の色紙からは12枚の小札が取れることが判明。しかし平札って本当に大きい。


2007年11月28日(水)
本日の作業は札を板状に組み、カシュー塗料で塗装すること。ただカシューが乾くのに時間がかかるため、様々な作業を前後して行う。
さて今日の買出しだが、近所に手芸屋さんがあるので、紐類と据物金具用にボタンを購入する。紐は紺色にし、太紐と細紐、そしてベルト状の布を購入する。
仕事終了後、千日前に行くついでにユザワヤに寄る。閉店間際で慌しかったが、環にあたる金リングを発見し、購入。実はコーナンで輪は買っているのだが、良い材料を見つければ変更するのが一海流儀。恐らくこちらを使うことになりそうだ。

帰宅後は札を組み、塗装を開始する。臭いが凄いが、カシューを塗ると強度が断然違うので、やむをえない。
乾燥している間は以前奈良のダイソーで購入した「バナナタワー」というバナナ型のバランス積み木ゲームを使い、コハゼを製作する。今回のカラーは金色とした。仕上がりはまずは問題ないと思う。
こうしてこの日はただひたすら塗装するだけの作業で終了した。






2007年11月29日(木)
本日は注文していた菱縫(ひしぬい)用の皮紐を購入。実物を見て「使えるのか?」と不安になるが、実験してみたところ問題がないことが判明し、安堵する。
夜になっていつもの作業(切り出し/穴あけ/塗装/カシュー塗装)を延々と繰り返す。今日は12時ごろで終えてやろうと考えていたのだが、つい調子に乗って2時半まですることに。
開始から頭を悩ませている弦走だが、弟の早雲庵如水にイラストレーターを触ってもらい、解決の方向に向っている。今回の生命線なので、何とか良い革調のものに仕上がってほしいものだ。
今日の仕上がりは前2段、後3段、そして胴回1段が途中までである。


2007年11月30日(金)【松屋町会合】
紐と弦走革だが、何とかなりそうな雰囲気になってきた。ただ双方とも特殊なため、価格が高い。恐らく予算はもつだろうが、やや不安を感じる。いざとなれば自腹を切る覚悟がいりそうだ。
さて本日は松屋町会合の日。会合前に塗装し、出かける。
会合終了後は三段目を塗装し、そして栴檀の板の札を編む。作業は順調なのだが、期日まであまり時間がないので、とにかく早く製作しなければいけない。時間とお金の勝負だが、頑張って製作しなければいけない。

塗装だが
①下地スプレー塗装。
②ボンドで固める。
③カシュー塗装。
④札頭の隙間を空ける。
⑤カシュー塗装。
⑥スプレー塗装。
の順番でやっているが、ひょっとすると⑤の工程はいらないのかもしれない。明日試してみることにする。
コハゼだが、ようやく完成した。
手作り甲冑奮闘記
【大鎧編・その2】
NHK『熱中時間』取材
2007年12月
2007年12月1日(土)
本日の作業は弟の誕生日祝いで食事とカラオケに行ったため、少し進んだのみ。相変わらず小札作りに没頭されている。
栴檀の板用の札は完成し、後は塗装するのみである。しかし古式大鎧の栴檀の板は大きい。



2007年12月2日(日)【源氏物語の夕べ】
本日はレリコジャパンさん主催の恒例行事「源氏物語の夕べ」に横内副長と参加する。比較的早く帰ってこれたが、さすがにイベントの後は疲労が溜まっている。また翌日は税務署がやってくるため、あまり散らかすことが出来ずに、胴の札を編んで終了。
2007年12月3日(月)
今日の開始は夜中12時。仕事終了後、ウォーキング前にひび割れした小札を修正。その原因がわかった。カシュー→水性塗料の順番で塗ってしまったからだ。水系は油系にはじかれるので、このようになったのだろう。反対にしてみたところ、この現象がなかったので今後は水性塗料→カシューの順番にすることにする。またカシューのうすめ液だが、混ぜる時はゆっくりと空気を入れないようにしないといけないことも判明。使い慣れていない素材は未知数なのでこうした実験も必要となってくる。
さて本日は4日の撮影のために買出しに行かねばならない。
買出し先はウォーキングも兼ねて東急ハンズ。
兜用の壁塗り剤を購入するためだ。ついでに使えそうな素材も探す。ところが予想以上に使えそうなものが多くあり、先日購入したものが無駄になりそうなものが多い。環類やコハゼはもうこれ以上もないものを発見し、購入する。環類は和ダンスの下がりで、コハゼは箪笥のツマミがそれにあたる。
また津の幽霊雑兵殿のアイデアで覆輪にビニールチューブを使う。チューブに切れ目を入れ、挟むようにして覆輪にするのだ。本式もこれと同様なのでかなりディティールが高いように思う。
厳星用に14mmの半円の画鋲を買うが、大厳星には少し小さいのかもしれない。資料を読んで考えなければいけないだろう。
その他に肩上紐に使う真鍮棒なども購入する。

帰宅後食事をして作業に移ろうとしたが、さすがに疲れが溜まっているのか、12時までは眠っていた。
12時に起き、その後は明日用に小札をひたすら作る。そして3時に終了した。


2007年12月4日(火)【取材】
本日は仕事の風景を撮影とのことで、16時にスタッフの方が来られる。
本当に狙ったかのようにパンク修理やリム交換などが来て、真面目に仕事をしている風景を撮っていただいた(苦笑)

さて営業が終り、食事・ウォーキングを終えて20時半より撮影開始。
撮影用にパテ塗り前の兜、カシューを塗る前の小札、針金を通す前の小札、そして塗装済みの小札を用意する。
この日は驚異的な進み具合で胴部分はあと一段となった。しかし5時間続けて作業をしたせいか、最後の方では精神力が続かず、1時半で終了。さて年内はどこまで完成させることが出来るのか・・・ひたすら頑張るのみ!


2007年12月5日(水)
さすがに今日は疲れているせいか、いまいちはかどらない。しかし気合を入れて札を綴じる。
他に兜の色塗りを開始する。前回と違い冬のためか、本当に乾かない。
と何だかんだ夜1時半まで作業をし、胴の部分の札は綴じ終わる。明日はいよいよ縅糸と弦走の革代用が届くようだ。


2007年12月6日(木)
今日は待望の縅糸と弦走の布が入荷する。仕上がりは想像通りでひとまず安堵する。糸の太さが2cmとあってかなり扱いにくい。しかし大札で札はかなり頑丈で、縅作業は問題なく進めることが出来る。
この日は嬉しさのあまり、朝5時まで作業し、前後三段まで仕上げてしまった。今回は甲冑師の真似をして、紐を吊るしながら作業をしてみる。この方法はかなりやりやすい。
また菱縫の箇所に購入した牛革だが、あまりに頑丈すぎて使うことが出来なかった。仕方がないので千日前のとらやで合皮テープを購入し、使ってみた。結果は扱いやすく、かつ理想通りであった。
とらやではその他に裏地用の布を購入。今回は蜻蛉柄にしてみた。

2007年12月7日(金)
今日は妹の誕生日プレゼントを購入するために東急ハンズへ行く。その際、金字の転写シールがあり、思わず購入してみる。鍬形に使う予定だ。
さてその帰りだが、鎧甲冑製作所さんから購入した大鎧のペーパークラフトを拡大コピーし、それを台紙にする予定である。
帰宅後は塗装し、ひと休憩したものの・・・そのまま朝まで眠ってしまった。さすがに連日の強行作業で疲れが溜まっているらしい。ただ作業的にはかなり進んでいるので、明日また頑張って作業を再開しよう。
2007年12月8日(土)
本日は四段目の縅作業をする。縅作業は大変だが、形になるので一番楽しい。また縅し方も慣れてきて、失敗が少なくなる。
この日はまた前立の製作を試みる。前立の基礎は色紙を使用。鍬形は硬くするためにボンドコーティングをし、乾燥させる。また前立本体はまずペンキ塗装し、その後ボンドコーティング、そしてカシュー塗装をする予定だ。
あとは小札を切り、作業を終了する。

2007年12月9日(日)【第十回甲冑オフ会】
本日は第十回甲冑オフ会開催日である。オフ会終了後、塗装を施す。しかしその後は爆睡してしまい、この日の作業は終了した。
2007年12月10日(月)
本日の作業は塗装と縅作業。縅は五段目に入った。また札作りは草摺の部分に突入した。
前立や鍬形だが、現在は順調に進んでいる。どのような仕上がりになるのかは出来てのお楽しみといったところか。
縅作業だが、形を整えるのに時間をかける。このあたりが甲冑作りの大事なところで、こだわりが要求される。まだ胸板などが完成していないので、形が整えにくいが、綺麗に仕上がるよう工夫していく他ないだろう。


2007年12月11日(火)
本日は前立をカシュー塗装する。また鍬形も固まってきて良い感じになってきた。
胴の縅作業だが、ようやく終了する。縅作業だがやはり5時間ほどかかる。あとは形の調整だが、胸板などをつけなければ解決しないと予想している。


2007年12月12日(水)
本日は先日購入した転写金箔を使用して鍬形を製作する。金箔だが、コピー紙の黒部分を金にするもので、それを切り取って接着する。細かい文様は塗装を筆で描くことにする。結果は想像通りでまずまず及第点の仕上がり。
さて次は胸板などの製作。しかし思ったより大きさが小さく、調整する。強度もやや弱いので補強を考えなければいけない。
明日からは日曜日の撮影のために小札作りに励まなければいけない。
2007年12月13日(木)
今日の作業は胸板、肩上、栴檀の板、鳩尾の板、そして眉庇の切り抜きと裏地貼りから開始する。また弦走を張るために仮組みをする。
仮組み後、着用してみたが、サイズは全く問題ない。様々な資料を見ながら微調整に入る。ちなみに肩上だが、かなり苦戦する。肩上は最も重量のかかる部分なので柔な作りは出来ない。また形や大きさも調整が必要でかなり手間取った。まず固紙を切り出し、針金を仕込む。そして五重ほど段ボールを貼り付け、さらに紙テープでしっかりと固定した。その結果、かなり強度が出てきてようやく問題が解決する。
一通り終了後は日曜日のために小札作りとカシュー塗装、そして八幡座の製作をする。
八幡座だが、色紙を使ってやってみたが、上手くいかない。そこで組みひもをコマの紐のようにぐるぐる巻きにして塗装してみたところ、良い感じに仕上がった。相変わらず勘でやっているとつくづく思う。
最後に残りの縅糸と組紐が届く。出来は総角はやや小さいものの、特には問題ではないだろう。しかし予算がこの時点で尽きかけており、増額が必要となりそうだ。やはり当初予想したように10万は必要であると考えられる。




2007年12月14日(金)【松屋町会合】
本日は革代用布貼りである。特製布だが、予想以上に使いやすく、代用品としては最高のものではないだろうか。その他にも背環、鍬形台などを製作する。背環だが、箪笥の取っ手にロウソク立てを使用したところ、イメージ通りで大成功であった。
現時点では何とかイメージ通りに完成しそうな雰囲気である。
ちなみに肩上の布はリボン、文様は修正ペンで記入する。
2007年12月15日(土)
本日は息抜きのため、HaNiWa☆とカラオケに行く。とある人に自分の趣旨を上から完全に否定され、非常に頭にきていたので、鬱憤晴らしも含めて遊びに行った。幸か不幸かどこも満員でカラオケ屋めぐりをしていたのだが、その間思いっきり愚痴をこぼせたのですっきりする。いつもながら愚痴を聞いてくれるHaNiWa☆には感謝。
で、さすがに今日は作業はやめておこう・・・と思ったのだが、背環の取り付けや、塗装、紐の調整などをついついしてしまう。明日はビギナー教室と取材があるので、このあたりで終了。しかし時間は朝の4時になっていた。
2007年12月16日(日)【ビギナー教室/取材】
本日はカタヤマサイクルのビギナー教室と取材が入る。運が良く、雨天にならずにすむ。
この日の取材はビギナー教室とトライアル競技を当店のサポート選手にやってもらい、撮影する。一番のポイントは荷物番の傍ら、外で小札編みをやっている私を撮影するのだが、寒さのため、少し編んで終了する。
ただスタッフの方(特にカメラマンの方)にトライアルの魅力が少しでも伝えることが出来、参加者の皆さんにも教室自体を喜んでいただけたのでまずは大成功だと言える。

教室終了後は大厳星用のぬいぐるみ目玉ボタンとだんじりやさんに据文金物を購入するために天王寺へ向う。
だんじりやさんは前回の胴丸の時にお世話になり、久しぶりに訪問したところ、覚えていていただいた。朝比奈殿のことや英殿の話をしながら撮影を進める。肝心の金具だが、見事意に適うものがあり、購入する。
次に向ったのは手芸チェーン店のABCクラフト。
しかしここでの取材はかなり緊張する。なぜならこのお店の大半は女性客で正直な話、男性は非常に入りにくい。いつもは恥ずかしいので心を閉ざして(笑)買物をするのだが、この日は取材のため、質問に答えないといけない。しかし恥ずかしさは置いといてABCクラフトは面白いものを多く販売しており、コハゼに合いそうなボタンを発見する。次回作に是非取り入れたいものだ。
こうして買物の取材は終了し、少しだけプライベート時間。学生の時から通い続けているカレー屋「リッツ」さんに行く。・・・しかし残念ながら閉店していた。まさか・・・潰れたのではないのかと心配になる。

さて取材だが19時40分に再開する。
まずは部屋でのインタビューから撮影。色々と甲冑や日本史など、自分の思いを語りまくってしまう。うーん、疲れているはずなのに何でこんなに喋れるのだろうか。
また大鎧を好きになったきっかけの『太平記』(特に尊氏が鎌倉幕府打倒に立ち上がるシーン)を取材の一環で観ることになる。もう何回も観、いい加減見飽きているはずなのに・・・やっぱり良いシーンはいつ観ても良い。思いっきり大鎧萌え状態になり、取材のことを忘れてしまいそうになった。

部屋でのインタビューを終え、甲冑製作再開。
今晩の作業は大厳星と紙紐を鉢に貼り、そしてボンドコーティングすること。結果だがまずは成功と言えるだろう。良い感じに仕上がった。また据文金物も製作する。こちらも満足いく仕上がりになる。
取材終了後は色々修正してみたりしていたが、段々とエスカレートしていき、ついに弦走を付けてしまった。仕上がりは上々でうっとりしてしまう。イングさんにお願いしてよかったとつくづく感じる。
この日は結局朝5時まで作業をし、最後は座ったまま寝てしまっていたので、切り上げる。
明日は教室の代休でお休みなので心が浮き立ってしまう。

2007年12月17日(月)
本日は念願の完全休日。よほど疲れていたのか、午後二時まで爆睡してしまう。思えばサイクルモードからずっと完全休日がなく、ダウンしかけていたので、今日の休みは本当にありがたい。
遅い昼食を食べ、塗装や貼り付けなど乾燥に時間を要するものを製作する。
製作後、部屋に戻って久しぶりにサイトを更新する。またお江戸オフ会のお知らせや京都節分などのお知らせをアップする。やっとサイトを触る気力が戻ってきた。
夕食後、しばらくのんびりとした後は作業再開。
今日は脇板と障子板を製作する。また鳩尾の板の仕上げなどをする。
胴だがかなり形が整い、大鎧らしくなる。今日も最後はうっとりと眺め、就寝する。・・・終了時間は夜中3時半であった。



2007年12月18日(火)
本日は障子板、篠垂、鋲、脇板の取り付けを行う。どれも初挑戦で苦戦するが、何とか接着終了。しかし障子板のみは大きすぎて不満であったので、切って調整してみることに。結果は大正解で満足のいく仕上がりとなった。
大鎧も段々と形になっていき、作っていくのが楽しくなってくる。また着用実験をしてみたところ、現時点では色々と微調整がいるものの、大規模な変更はせずにすむと考えられる。

2007年12月19日(水)
仕事終了後、ボンドが無くなったため、コーナンへ買出しに行く。そして帰宅後、作業を開始しようとしたが、睡魔に襲われ、作業が出来なかった。
2007年12月20日(木)
本日はシコロ作りを開始する。一段目が48枚とかなり数が多い。ただ吹返だが、良い感じに仕上がる。
その後、小札を作り、そして草摺を胴に付ける。以外と大きく、資料を見ながら調整をしていく。30分ほどあれこれと触りながら、とりあえずは問題のない状態に落ち着く。特に問題だったのは胸板の隙間で縮めることにする。

2007年12月21日(金)
今日は誕生祝いということでカニ道楽へ行く。
帰宅後に作業開始。今日はシコロの二段目の製作をする。ただ一段目にカシューを塗装しようとしたが、溶剤がなく、断念する。仕方がなく、ひたすら小札を作り続ける。
二段目だが、その大きさに悩む。ペーパークラフト通りにすると大きるため、調整を図ることに。果たして上手くいくのか心配である。
今日、勉強していて収穫があったのは「控えの緒」の存在である。以前から鳩尾の板についている紐が何なのかわからなかったが、甲冑図鑑を読んでその正体を知った。つまりその紐は胴のコハゼに付けることで鳩尾の板が裏返らないようにするためのものであるらしい。また一つ進歩した。
2007年12月22日(土)【東京へ出発】
本日は明日のお江戸オフ会に参加するため夜行バスで出発する。そのため作業はシコロの一の段をカシュー塗装、二の段をボンドコーティングして終了。後は帰阪後の作業となる。
2007年12月23日(日)【第三回お江戸オフ会】
本日は終日東京にいるために作業は全く出来ない。しかし光山堂のご主人とお話しながら研鑽する。
ちなみにこの日は携帯を東京で落とす痛恨事に見舞われる。
2007年12月24日(月)【取材/鎌倉観光】
本日は鎌倉参拝の取材。折角東京まで出てきて、しかもこの日は私の誕生日なので鶴岡八幡宮に参拝する。この日は昨日とは違い、快晴かつ気温も穏やかでとても気分が良い。
さて今日のルートだが、まず頼朝公のお墓をお参りする。今年の1月にお参りしたのだが、まさか誕生日に来ることになるとは予想だにしなかった。
頼朝公のお墓の次は鎌倉駅へ向かい、更に由比ガ浜へと向う。
今日の由比ガ浜だが・・・本当に綺麗で恐らく今まで見た中で一番素晴らしい由比ガ浜で、思わず取材のことを忘れ、何時間でもいれそうなそんな最高のシチュエーションであった。
由比ガ浜の次は食事を取り、いよいよ八幡宮へ。
段葛を通り、八幡宮参拝。気持はあくまで甲冑または束帯を着用している気分で参拝した。
実はこの日、お守りを購入するつもりはなかったのだが、昨日携帯を落としたので、厄納めという意味も込めて購入する。大鎧の兜に仕込むかどうかは思案中。
参拝の後は宝物館へ入館する。そこには大鎧の復元があり、かなり参考となる箇所があった。
一つはシコロ上段の菱縫。やはり不要な後部までは菱縫はされていなかった。
次に草摺。四段も長さによってやっても良さそうである。
そして鳩尾の板にある控えの緒の結び方。これも予想通りであった。ただ残念なのは背の部分が見られなかったこと。いつも甲冑展示で思うのは背の部分は必ず見えるようにするべきである。

こうして鶴岡八幡宮での撮影も終了し、その後は自由時間となる。
徒歩で鎌倉駅へ向かい、江ノ電で藤沢方面へと向う。目的は江ノ島から見える夕景の富士山を見ることで、ギリギリで間に合う。
江ノ島では名物のしらす丼を食べるが・・・不味くはないものの「ああ、しらすやな」というのが率直な感想であった。

江ノ島を出た後は新幹線で帰路に着き、大阪へは11時に到着する。
さすがに創作する気力がなく、シコロを塗装してこの日は終了する。
2007年12月25日(火)
本日は作業が出来なかった。
東京で無くした携帯の手続などや昨日までの疲れがあり、寝てしまったためである。
2007年12月26日(水)
本日はまたひたすら小札作りに精を出す。シコロの二の段にカシュー塗装したついでに兜も補修する。
内容はこれだけだが、終了したのは夜中3時であった。
2007年12月27日(木)
本日はシコロの三の段が編みあがる。そして引き続き、小札の製作をし続ける。文章で書くと何も進展がないようだが、この作業が地道で一番時間がかかるものである。
ただこの日は溜まっているメールへの返事やサイトの更新などをする。
2007年12月28日(金)
本日は店舗の棚卸と雨天のため、シコロに色を塗って作業は終了する。シコロは三の段が仕上がる。
2007年12月29日(土)
本日は棚卸最終日。この日は小札を製作して終了する。
2007年12月30日(日)
今日は墓参の日。出かける前に塗装をしておく。
墓参から帰宅後は年賀状製作に取り掛かり、その後小札製作、そして小札編みに取り掛かる。
四の段が編みあがり、いよいよシコロは残すところあと一段である。
2007年12月31日(月)
本年最後の作業は朝に四の段を塗装。そして年明け前にカシュー塗装をして終了する。いよいよ2008年がスタートするが、完成させるようがんばろう。
手作り甲冑奮闘記
【大鎧編・その3】
NHK『熱中時間』取材
2008年1月
2008年1月1日(火)
2008年を迎える。
今日は五の段用の小札作りをして終了する。
2008年1月2日(水)
【休養】
2008年1月3日(木)
今日はシコロを威してみる。曲線部分の威が非常に難しい。また土曜日の撮影までにシコロ全てを完成させておく必要がある。それ用の小札を作成する。
さてシコロは上手くいくのか少し心配である。
この日は鎧甲冑研究所の八幡殿が来られた。色々と大鎧のレクチャーや雑談をし、楽しく有意義な時間を過ごす。わずかな時間ではあったが、レベルが何度も上がったような収穫があった。今回の制作で佐藤さんが果たされた功績は絶大である。
2008年1月4日(金)
明日の撮影に向けてシコロの下仕上げを急ぎ、四の段以上は威しておいた。時折、実物の写真を見て大きさを検討するが、今のところ問題はないようである。しかし大札になって負担は少ないものの、やはり吹返のカーブは小札の負担が大きい。ここは要注意だ。ちなみに今回は本物のようにシコロを完成させてから鉢に付着させるつもりである。
また小札作りも平行して行う。
2008年1月5日(土)【撮影】
本日は午後から撮影である。
まず前作の胴丸を紹介するシーンを撮影する。しかし正月休みでまだ休みモードが抜け切っておらず、どうもテンションが低い^^;
しかし甲冑の話をしていると次第にテンションが上がり、やがて作業へと移る。

今日の撮影ポイントはいくつかある。
一つは鳩尾の板にある控えの緒である。この作業は大したことはないのだが、初めての試みでワクワクする。結果は大成功で、これで鳩尾の板がひっくり返ることはないだろう。
次は文様を書き込むことである。尚武に因んで菖蒲の柄が描かれているのだが、これを修正ペンで書き込む。・・・しかし実は平安中期などいわゆる古代大鎧にはこの菖蒲柄はない。このことは八幡殿にお聞きしたのだが、すでに書き込んでいたため、この作業を続行する。
三つ目は縅の工程である。撮影スタッフの方に「顔つきが変わった」と言われたが、事実変わっていると思う。実はこの縅作業は本当に神経を使う。なぜなら紙製なので気を抜くと破損してしまうからだ。実はこの日も何度か失敗している。補修方法を考えなければいけないだろう。
あとは覆輪の製作と接着の様子も撮影する。撮影自体は22時半ごろ終了するが、翌日の甲冑初詣のメンバーに兜の様子を見せたいために作業を続行する。
作業は翌朝6時まで続き、途中「やばい。このままでは壊れる」と思うことがしばしばあったが、無事シコロを鉢に付けることが出来た。また吹返部分の革部分も接着し終える。
さて兜だが、本当に洒落になれないほど重い。大きさは問題ないようだが、鉢の部分を工夫しないと恐らく偏頭痛を起こしてしまうに違いない。まだまだ課題は残されている。






2008年1月6日(日)【甲冑初詣/撮影】
本日は2008年度初めてのイベントである。
内容は手作り甲冑の成果と挨拶を兼ねて松屋町の人形店さんとスタイル研究会のSさんを訪問した。
結果は上々でちょっとした勝鬨や武者行列をすることになる。お昼休憩後は太刀や兜を外して高津神社へ初詣に行く。
撮影は初詣の後、終了し、撮影班の方と別れる。

その後、手作り甲冑仲間のトラ松さんにご挨拶に行ったり、途中ラーメン缶を買って当りが出たり、そこのご主人とお話しをしたりなどのんびりと楽しい時間を過ごす。
イベント終了後は副長と正臣殿と二次会をし、無事新年会も終了する。

で、この日は作業はやめておこう・・・と思ったのだが、また夜中まで作業をしてしまう。この日は吹返の仕上げをし、夜中3時ごろまでかかってしまった。
2008年1月7日(月)
今日はちょっと買物をしに2時間ばかりウォーキングをしてしまったせいか、疲れ果ててしまった。そのため、作業は出来なかった。
2008年1月8日(火)
本日は草摺製作に没頭した。合計で3枚作ることが出来る。また補修剤としてウレタン補修剤を購入し、使用。恐らく上手くいくものと考えられる。後は鉢の中の余分な紐を切る。
2008年1月9日(水)
まずはいつものように小札作りと編み作業をする。ウレタン補修剤だが、予想以上に良い感じで今後の補修に使っていくつもりである。
 あと高紐がどうも長いように思えるので修正し、かつ栴檀の板の編み方も間違っているのでこちらも修正した。ともかく今週はひたすら小札作りに励まないといけないだろう。
2008年1月10日(木)
今日は兜裏の布地貼りと脇盾作りをした。
 兜裏はまず段ボール貼りから始まる。大鎧の兜は紙といえ、非常に重い。しかも内張りではないため、鉢の重さが直接頭にくる。その防護としてわざと段ボールのクッション性を残して接着した。更に半分洒落だが昨年購入した鶴岡八幡宮の勝ち守りを鉢に仕込む。その上に裏地を貼ってこの作業が完了した。肝心のかぶり心地だが、重さによる負担はあるものの、痛さは無くなっており、まずは成功といえる。
さて脇立である。脇盾の蝙蝠付と言われる部分だが、小札との接合に苦労する。しかし想像通りの仕上がりになり、安堵する。
最後に栴檀の板を完成させる。まず裏地を貼り、そして控えの緒にあたる部分を製作する。これで鳩尾の板同様、裏返ることはないだろう。
完成までまだまだ工程があるが、一歩ずつ一歩ずつ前に進んでいこう。
ちなみにこの日、番組から提供されている予算がオーバーする。当初の考え通り、12~13万はかかりそうだ。






2008年1月11日(金)
本日は兜の緒と蝙蝠付を付ける。ただ鍬形の付き方が不安定で改良せねばならない。
兜の緒だが、こちらは赤の緒を付けてみた。色のバランスを考えてのことだが、大成功と言える。
さてここからはひたすら小札を作って縅していくのだが、出来れば中旬には仕上げたいものだ。


2008年1月12日(土)
本日はただひたすら小札作りに励む。
2008年1月13日(日)
本日は小札作り、そして札編み、背方面を威す。それを延々と繰り返す。
2008年1月14日(月)
本日もひたすら小札作りをする。よくよく考えてみればこの作業が大半を占めるかもしれない。
ちなみに買いだめをしていた色紙を使い果たしてしまった。
2008年1月15日(火)
本日の作業は前方の草摺を威す。その他は小札作りに励む。
色紙だが、在庫切れのため、仕方なく色付色紙を購入する。しかし切りにくく、使い勝手が非常に悪い。早くいつもの色紙が入荷してほしい。
今日の作業は朝5時半までやってしまう。
2008年1月16日(水)
昨日の疲れが残っており、今日は早めに終了しようと決意をして作業をする。
しかし草摺を威していると止まらなくなり、結局3時半まで作業をしてしまう。さて草摺だが、少し長いようで修正しなければいけないだろう。甲冑製作は「気になる」-「修正する」の繰り返しで良い作品に成長していく。
今のペースだと恐らく1月一杯はかかりそうな予感がする。
2008年1月17日(木)
今日は草摺の長さの調整をする。しかしドリルで穴を開けていて危うく大失敗しそうになるが、何とか食い止める。結果的には問題なくクリアし、草摺の長さも良くなった。
その他はいつものように小札作りに励む。
この日、いつもの色紙を購入する。あとは菱縫用の合皮と塗料やボンドなどが必要となりそうだ。日曜日あたりに買いに行くことにしている。
2008年1月18日(金)
今日は自転車の会議があり、作業開始は1時からとなった。そのため、小札作りと小札編みにて終了する。
色紙だが、やはり色付きよりも普通の方が工作しやすい。
ちなみにようやく草摺の部分の切り出しが終了し、大袖の部分の切り出しに入った。
2008年1月19日(土)
今日は菱縫用の革紐を追加購入する。残すのは草摺と大袖の分のみである。
HaNiWa☆と別れた後、明日用に小札作りをする。
2008年1月20日(日)
今日はビギナー教室の日で、その途中に札を編むつもりであった。しかし雨天のため断念する。
結局この日は小札作りや塗りで終了する。
2008年1月21日(月)
今日も小札作りに励む。草摺の菱縫は全て終了した。また大袖用の札編も進む。明日は草摺を完成させる予定だ。
2008年1月22日(火)
今日は草摺を完成・・・と考えていたのだが、後二段というところでタイムオーバーとなった。大袖だが、大きさは問題がないようで、ひたすら作っていく他ない。何とか今月中に仕上げられそうだ。


2008年1月23日(水)
本日はかなりの枚数の小札が作成出来た。また草摺の縅作業もようやく終了した。小札作りのゴールまであと少しで、今週中に切り出しが終えそうだ。大袖製作も気を抜かずに頑張ろう!
2008年1月24日(木)
ついに小札の切出が終了した! 枚数はほぼ1000枚ほどになった。あと編むのは三枚であり、塗料なども何とかもちそうだ。
さて今日の作業は切出に、塗装、そして小札編みである。この地味な作業もあと少しで終了するかと思うと気持ちが弾む。
2008年1月25日(金)【松屋町会合】
松屋町会合の後、小札編に取り掛かる。そしてようやく小札編みが終了した。残りはカシュー塗装と縅作業であるが、ゴールは近い。しかしここ数日は寝不足連続なので倒れないように気を付けなければいけない。
2008年1月26日(土)
最後の菱縫に取り掛かる。また大袖の縅作業を開始してみるが上手くいかない。乾燥させてみて様子を見ることにする。
2008年1月27日(日)
大袖だが、どうも気に入らないのでやり直すことに。そして馬手の大袖を延々と威していく。何とか完成したが、少し小さいような気がする。最後になって難関を迎えたような気分である。
2008年1月28日(月)
本日は縅作業を全て終了させる。しかし依然と大袖がしっくりこない。胴が大きいのか、袖が小さいのか・・・。ただ同じようなサイズの大鎧もないわけではないので、失敗とは言えないのだが・・・。弱気になっているのは疲れているせいもあるかもしれない。とにかく作業を進めて行く他ない。

2008年1月29日(火)
本日仮組み作業が終了する。とりあえず飾ってみたが・・・うーん、満点ではないかと思う。と言って落第というわけではない。今の自分の能力から考えて力は出し切った作品だと思う。まだ完成ではないので修正箇所が多々あり、篭手と脛当も残っている。
明日だが、新たな気力を持たせるためにあえて休もうかと考えている。
2008年1月30日(水)
今日は気力補充のため、菖蒲柄を書き込むだけで、終了する。
2008年1月31日(木)
今日は修正作業と鍬形台の仕上げをし、篭手・脛当作りに取り掛かる。これにて本体は完成した。
篭手は色紙を使い、脛当は厚紙を使用する。切り取りし、ボンドコーティング、そして塗装をする。




手作り甲冑奮闘記
【大鎧編・その4】
NHK『熱中時間』取材
2008年2月
2008年2月1日(金)
本日の工程はカシュー塗装をする。カシューは乾燥に時間がかかり、かつ節分の準備もあるため、本日の作業は終了する。
2008年2月2日(土)
本日は金具部分を少し取り付ける。明日の準備のため終了する。

2008年2月3日(日)【京都節分】
本日は終日イベントのため、作業休止。
2008年2月4日(月)
本日は篭手や脛当の覆輪接着をする。この作業が意外に時間がかかる。形はいい感じに仕上がっているように思える。
ゴールまであとわずかだが、締切日まで時間がないため、全力を尽くさねば間に合わないだろう。


2008年2月5日(火)
本日は脛当の組立である。鎌倉以前の結び方である千鳥掛に挑戦してみる。着用してみた結果、確かに脱着は面倒くさいが、フィット感は上下式よりもはるかに良い。脛当の出来が結構気に入っている。

さて明日はいよいよ篭手作り。ラストスパートである。

2008年2月6日(水)
本日は最後の工程の篭手作りだ。相変わらず縫い物は超ど下手くそで、何本か針を折ってしまった。
篭手の仕上がりだが、甲部分がいまひとつであったが、大きさは全く問題なかった。

篭手完成をもってようやく大鎧一式を作り終えた。
日数は73日を要した。
仕上がりだが点数を付けるなら70点といったところか。もちろん全精力を尽くしたが、色々と課題が残っている。しかし今回得たものは多く、かなり勉強することが出来た。明日は完成品の撮影、11日は江刺にて初着用する。
2008年2月7日(木)【完成品撮影】
本日はいよいよ完成品撮影である。夕方にスタッフの方が来られ、夜8時頃まで念入りに撮影された。
そしてインタビューだが、いつもながらのってくると我ながらよく喋る(苦笑)そのインタビューの際、袖などを触っていたのだが・・・この二ヵ月半の苦労が思い出され、思わず涙が出そうになった。
さて明日は発送し、いよいよ念願のえさし藤原の郷へ出陣する。







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