大坂の陣四百年記念 幸村博プレイベント 【幸村公大坂入城の巻】
2014年5月4日 【画像提供】 楠木正勝殿/富楠殿/矢舞殿/鹿殿/光山堂様 |
練習会 |
本年2014年は大坂冬の陣から400年。 今年と来年にかけて大阪ではイベントが開催されます。その始めとして天王寺区主催の「幸村博」プレイベントが開催されました。 イベントにはいくつかの武者団体が参加されていますが、甲援隊もまた40名の武者の方たちと共に寸劇を行うことにいたしました。 幸村博は今回を含めて3回。そこでこのように考えております。 1回目 幸村公入城の巻 大坂陣始まりから幸村大坂入り 2回目 決戦! 真田丸の巻 ・・・台詞に来年大河ネタを入れようかな?? 3回目 幸村公散華の巻・・・そして四百年へ 個人的に松平忠明役をピックアップしたいです^^ 今回はとにもかくにも幸村が大坂入りをして、次回の宣伝をしまくるというのがコンセプトです^^ 本番のレポは次の講釈に譲りまして・・・開催までの道のりを。 お話は昨年、戦国魂さんよりご相談がありまして、甲援隊士には声かけをいたしておりました。 さすがにビックイベントだけあり、今までと違ってあれよあれよ言う間に参加人数が40名ほどに。 蹴鞠さんや富楠さん、矢舞さんたちが東奔西走され、徐々に体制が固まっていきます。 その間、肝心の私の頭が回転しておらず、色々と助けていただきました。 練習会ですが全部で3回。 1回目は現場の下見と、殺陣組の練習。 2回目の練習は・・・雨天のためどうなるかと心配しておりましたが、羽々斬さんたちのご好意で阿倍野のスポーツセンターで練習を。 3回目は天王寺区役所上にある行動でたっぷりと練習をいたしました。 とにかく頭が回転していない中、皆さんの足を引っ張らないよう自身を叱咤していたのですが、最後まで頭が回転していなかったように思えますm_m そして諸準備も終え、いよいよ当日を迎えることになりました。 ・・・実は前日、我が家の玄関は通行止めになっていました。 ひとつはイベント用のグッズで埋まっていたためなんですが・・・前日に注文をしていた大鎧が到着していたのです。 うーん、すぐさま着たかったのですが、そんな余裕はなく、とにかく部屋に大鎧をぶち込んで鎧の合間で寝る一海でした^^ |
本番① |
見事なまでの晴天で、計画通り天王寺公園集合です。 演出組はそのまま練習、メインスタッフはブースの設置をいたします。 相変わらず時が流れていき、本番の時がやってきます。 もっとも前日まで思いっきり練習をしておりましたので、ほぼ計画通りに準備が整ってきました。またご多忙の中、戦国魂さんが東奔西走していただきましたので、大きなハプニングなく進行していきます。 当日入の方も多くいらっしゃいますので、その方の着替えを待ち、全体リハに。 リハの時点でかなり観客の方がいらっしゃいますので、ちょいと宣伝もさせていただきました^^ さていよいよ本番です。 今回の舞台である天王寺公園のステージがかなりユニークでしたので、それを利用し、立体的な演出を考えてみました。ただその位置取りをしたかったのですが、スタッフ不足のため、始まる前に武者たちで整理を。余裕があれば・・・と思うのですが、残念ながら本当に余裕がなかったです^^; とにもかくにも整理が終了していよいよ本番です。 今回の私たちのチームは約40名。 甲援隊のみならず蹴鞠さんや毘毘さん、忠さんをはじめ各方面からの方たちを交えています。 その中でも注目すべきは左馬之助さん。 もうはっきり言って私と戦国魂の鈴木さんの趣味で召喚されたようなもので、シナリオを書く時にどうやって左馬之助さんで遊んでみようかと筆を走らせておりました^^ 参加者ですが今回格式やレベルをアップしていただきましたのはやはり演出部門の皆さん。 まず殺陣は真田大助十四歳役^^の富楠さんと羽々斬さん。 縦横無尽の殺陣や剣舞を披露していただき、見事大坂の陣前哨戦を演出していただきました。 次に陣太鼓など音曲部門。 矢舞さんとFさん、神木さんたちで、臨場感溢れる舞台になったと思います。 今回の内容は大坂の陣勃発、豊臣諸将終結、幸村公父子大坂入りまでとなっています。 寸劇の流れは次のようになりました。 【秀頼公御着陣】 気品溢れる山村さんならではの秀頼公で、素晴らしい扇舞をされました。 |
本番② |
【各将入場】 諸将入城、そして名乗りです。毘毘さんと忠さんの剣技がスバラシイ!! 【徳川軍参上】 憎っき(?)徳川軍襲来です。 特に印象的だったのは見事酔っ払い・・・ではなく本多忠朝さんと子供いじめ(?)の井伊直孝さんでした。 ここで「十四歳」真田大助役の富楠さん大活躍です。 また初めての試み、リアル甲冑着用も試してみました。・・・結構大変でした^^; 【幸村公登場!】 槍を手に颯爽と幸村公登場です。 めっさかっこよかったです!! |
本番③ |
【政宗登場】 本当は思いっきり走ってほしかったのですが状況的に無理でした^^; ですが左馬之助さんの某クリステル調のアドリブは最高でした。おそらくこれがあったので2017年大河が『真田丸』に決まったのだと思います。・・・三谷さんが献金紙袋事件または○億円の熊手を買わないことを祈るばかりです(何でやねん^^;) 【水戸黄門登場?】 ここでいよいよ水戸黄門・・・ではなく家康公登場です。 この日、豊臣方のメンバーからケチョンケチョンに思われ、罵声を浴びるのが蹴鞠さんの大事なお仕事です^^ |
本番④ |
【予告^^】 最後は勝鬨&次回予告です^^ 「何、ここ天王寺公園ではなく、真田山公園、真田山公園にて雌雄を決しようと申すのか??」 あざとい予告で次回は真田山公園、真田山公園で開催することを覚えていただいたことでしょう^^ そして最後は観客の方を交えて大勝鬨です。 こうして無事本番が終了しました。 ちなみに私は見掛け倒しで役に立たない「橙武将」と呼ばれた可哀相な薄田隼人正をさせていただきました^^ 頑張って濁声でやってみましたが・・・何だか面白かったです^^ 本番終了後は集合写真です。 こちらでも多くの方に写真を撮っていただきました。 |
武者行列 |
記念撮影終了後は一旦本陣に戻り、武者行列です。 ここからはもう私の傍若無人な無茶ぶり発揮です^^; 阿倍野ハルカスをネタにしたり、徳川軍挑発したりなどやりたい放題でした^^;; 久しぶりに正臣さんに「我らが前に道開く!」という掛け声もしていただきましたし^^ 行列終了後は体験会を催したのですが、そこからはひたすら事務処理に追われ、ほとんど動くことが出来ず、充正さんや鹿さんたちに任せっきりになりましたm_m ですが参加メンバーの皆さんにご協力していただき、無事にイベントを終えることが出来ました。 中々取りまとめが上手くいかず、ご迷惑をおかけいたしましたが、機会をいただけましたら、精一杯させていただきたいと思います。 陽となり陰となって支えていただきました戦国魂さん、そして前日練習などご協力いただきました天王寺区役所の皆様、そしてスタッフの皆様に御礼申し上げますm_m ちょっと意外だったのは・・・薄田隼人正ファンに声をかけていただいたことです^^ |
終了して… |
聞くところによると武将設定がマニアックという声もあったそうな^^ また個人的に嬉しかったのはマサカツさんに割り当てた木津勘助をご存知の方がいたこと。 木津勘助は大坂の陣後、大坂再興に活躍した人物で、私が提出した小説の重要人物なんです。 大坂陣四百年イベントが終了するまでにやりたいことは大坂再興に尽力した松平忠明や、木津勘助、淀屋常安、安井道卜たちを知っていただくことです。 ・・・そのためにも提出した小説が大賞に選ばれてほしいものです^^ |