源氏物語の夕べ2004

2004年11月28日
京都平野神社:源氏物語の夕べ

今年もやって参りました源氏物語の夕べ♪
今回は横内殿とともに参加いたしました。よくよく考えてみますと狩衣を着装するのは9ヶ月ぶり。久方ぶりに着る私とすっかり狩衣が気に入った横内殿は早速着替えを開始しまして、早速平野神社の庭へと降り立ちました。そして着替えてから一時間半ほど経ちまして散策志望者の皆さんと平野神社の外へと向うことにしました。
今年は素晴らしいほどの好天で、しかも暖かな天気が続いたために紅葉も最高潮でした。その中、紅葉を求めて雅な散策が始まりました^^

うーん、乗りたかったんですよ、嵐山電鉄―略して嵐電。平野神社から徒歩10分ほどの場所に北野白梅町駅があり、そこから一路御室へと向いました。この時乗客の皆さんは驚いた目で見られましたが・・・慣れとは恐ろしいものです。全く動じないどころか快感のような感覚にすらなってしまいました^^;

さて御室は仁和寺へと参りました。いやはや仁和寺の秋は素晴らしい!素晴らしい方丈の中から見る紅葉は思わず言葉を失います。またいつも京都の寺院で「装束を着て参詣したいな」と夢想していましたが、その宿願もついに叶いました。まるで平安・鎌倉時代にタイムスリップしたような・・・そんな夢のような気持ちになれます。

「尊氏公が俺を呼んでいる~」
と御室から等持院に移動中、参国の足は速まります。そう、等持院は足利尊氏をはじめ、足利将軍の菩提寺で、足利尊氏のお墓も境内にあるのです。思えば大鎧や狩衣などを購入しましたのも『太平記』を見たためでした。いわば一海の野望の原点であり、『太平記』の主人公である足利尊氏の墓所に狩衣でお参りなど・・・ああ、駄目だ、冷静になれない^^;・・・といささか興奮状態でお墓参りをすることが出来ました^^
また等持院の紅葉がこれまた凄く、かなりの長時間を等持院の庭で費やしてしまいました。

こうして素晴らしき散策を終え、平野神社へと戻ってまいりました。最後の時間をゆっくりと過ごし、こうして瞬く間に源氏物語の夕べが終了いたしました。毎回のことですが、あまりの楽しさにあっという間に時間が経ってしまいます。
また次回も源氏物語の夕べに参加させていただければ幸いです。今回もレリコジャパン様には色々とお世話になり、とても感謝いたしております。それと足利暴走しかけた私を温かく見守っていただきました皆様にもお礼を申し上げます^^横内殿もお疲れ様でしたm_mさあ、次は甲冑オフ会、頑張るぞーーー!!

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