一海漫遊記【24年12月(嵐電・四条大宮歩き→五摂家邸跡)】
最近の紅葉は12月に入ってからの方が色づきがいいため、紅葉狩と嵐電南ルート、そして五摂家邸めぐりをやっちゃおうと京都へ行きました。
まず嵐山駅から帷子辻駅まで乗車を楽しもうと思ったのですが、最悪の雨天。雨中の歩きはめんどくさいのですが、ここまで来た以上は引き返せません。とにかく帷子辻駅へ向かいます。
①帷子辻駅
ここから南ルートスタートです。
まず太秦近くの広隆寺です。広隆寺は渡来系の秦氏が建てたお寺で聖徳太子創建とされています。
【広隆寺】
➁太秦広隆寺駅
止んだり降ったりする中、進んでいきますが、南ルートは北ルートより市街地を走ることが多いです。
③蚕ノ社駅
天神川にはコロナ時、大阪の図書館が全館閉鎖されていたため、ここの図書館で調べたものです。
④嵐電天神川駅
山ノ内駅はただ乗降するだけの駅で、駅らしきものが極端に少ないです。
⑤山ノ内駅
⑥西大路三条駅
阪急駅も隣接するエリアで、史跡も増えてきます。
【淳和院】
⑦西院駅
そして西院駅に到着し、近くにある壬生へ寄りました。
【朱雀院跡】
壬生は新選組屯所があった場所で、今も当時の建物が残り、新選組ファンの聖地のような場所です。
【壬生】
そして南ルートゴールです。北ルートに比べると面白味が少なかったのですが、市街地を走る電車の様は面白かったです。
⑧四条大宮駅
四条大宮を出発し、京都御苑に向かいます。12月だけあって暗くなるのが早く、無事五摂家邸探訪ができるのか不安で、早歩きで進みました。
何とか明るいうちに京都御苑にたどり着き、いよいよ五摂家邸めぐりです。
まず九条家。庭と池もあります。
【1】九条家邸
続いて鷹司家邸。九条家邸の向かいにあります。
【2】鷹司家邸
嵐山はとにかく人だらけで紅葉を楽しむゆとりはありませんでしたが、御苑ではゆっくり楽しむことができましたし、何よりも管理が行き届いていますので、綺麗でした。
次に一条家邸を探したのですが、石碑等が見つかりませんでした。どうやら石碑が無くなっているようで、右往左往しながら、ここかなという場所で手を打つことに。
【3】一条家邸
すっかり暗くなる中、近衛家邸の案内板を発見しました。
【4】近衛家邸
残る二条家邸は御苑の中ではなく、北隣の同志社大学前がその跡地です。
明治に入って、五摂家も東京に移ったため、公家屋敷は朽ち果てていったころ、新島襄が同志社設立のために二条家邸を買い取った歴史があります。
そのことは大河『八重の桜』でも描かれていました。
【5】二条家邸
何とか2024年最後の旅行を完遂し、出町柳駅から大阪へ戻ることができました。
来年もまた色んな旅行をしたいものです。