武道館鏡開き式

お江戸オフ会終了後、本来も目的である京都節分の打ち合わせの翌日、九段下の武道館へと向いました。
実は5日に鎧甲冑製作所の佐藤殿がお見えになりました。その折、毎年開催されます日本武道館の鏡開き式に出場されるお話しを聞き、是非見学をとお願いしておりました。何しろ鏡開き式は私の大好きな鎌倉期の甲冑が一同に会する一大イベントです。その様子を間近で見れる―それだけでも幸せな気分になるほどラッキーなことでした。まさに魅つかれたようにあっちこっちカメラを構えて彷徨っていますと、今回最大級のさぷらいずが待ち受けていたのです!

浮かれている私に背後から
「あれ、あなた知っているよ。甲冑のhp作っている人だよね?」
とこの日鏡開き式参加のTさんでした。私が一海だとわかりますと、側にいた高津さんのスタッフの方に
「甲冑余っていない? 余っていたら着せてあげて」
と声をかけていただいたのです。
〈え?? てまさかこの鏡開き式に、長年憧れていたこの式に出ることが出来るの??〉
と驚きつつも両手は既に着替えモードに入っていました^^;ただ下の装束がなく、万事休すとなったのですが、そこは天の恵みか、MY直垂を持参していましたので、すぐさまそれを使うことに決定!!
いやった!! 夢の、夢の武道館鏡開き式に出ることが出来る!!
すぐさま赤い彗星なみに普段の三倍の速さで着替え、陣の端に加えていただきました。
端から見ていた朋月殿にカメラをお願いし、式に参列です^^
ちなみに一番驚かれていたのはご招待いただきました佐藤殿で、着替え終わった私を見てとても驚いておられました(←そりゃそうだ^^;)

本番前に二度リハーサルがあり、緊張しながら参加いたしました。私が配置されたのは大将軍・副将軍率いる中軍でした。後ろから式の様子がはっきりとわかり、とても楽しかったです。しかし初めての武道館でかつ初めて鏡開き式なのに参加させていただける人はそうはいないでしょうね^^本当にお誘いいただいた佐藤殿と声をかけていただきましたTさんには大感謝ですm_m

式の内容ですが、暗くなった武道館の指定位置に全員が座り、そこからスタートします。
ナレーターが式や大将軍の着用する緋糸縅大鎧の説明などをします。その後、古法則った三献の儀式や、鏡開き、そして勝鬨をし、会場を二周行軍します。
その行軍の姿は本当に豪華で美しく、うっとりしてしまいます。
こうして無事式も終わり、至福の時を過ごすことが出来ました^^
また機会がありましたら、鏡開き式に参加させていただきたいです。出来れば大厳星の大鎧が着てみたいです^^
このような至福の時を与えていただきました佐藤殿とTさんには篤く御礼申し上げます。また影となって撮影していただきました朋月殿にも感謝いたします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください