一海漫遊記【夏旅行2016】

2016年8月11日~大阪→信州上田→春日山
2016年の大河は『真田丸』ですので、信州上田へ参りました。
新幹線で名古屋、名古屋から特急で信州へ向かったのですが・・・かなりの揺れで思いっきり電車宵してしまいました。寝不足もありましたが、次回は指定席を取らないといけないと痛感。
酔いまくってしましたので、すぐに行動が出来ず、上諏訪訪問は断念。休憩を取って、早めに上田へ向かうことにしました。
上田を訪れたのは久しぶりで、すっかり真田丸フィーバーになっておりました^^
電車酔いで早く訪れたためにたっぷりと時間があり、上田城をじっくりと散策いたしました。

真田丸博


さて上田城では大河博が開催されており、その中には幸村着用の甲冑も展示。
・・・ただ私としましてはこの甲冑の仕上がりが全然気に入っておらず、やはりじかで見てもイマイチ。かなり安っぽい仕上がりでした。
ただセットの素材が展示されていたのは面白かったです^^
幸村甲冑














上田城







この日は知盛さんの家にお邪魔させていただく約束をしており、とにかく時間たっぷり。
そこで締め切りが追われていた小説の執筆をすることに。
この日は上田城、長野駅の喫茶店などで執筆しましたが・・・環境が変わると筆が進みます^^




こうして長野駅で知盛さんと合流して、この日は宿泊させていただきましたm_m
2016年8月12日~足利→東京→横浜
二日目は足利です。
見学時間確保のために新幹線移動。今回は結構新幹線を使います。
足利はその名の通りに足利将軍家重代の地で、室町期には足利学校が充実するなど関東における文化興隆の発信地でもあります。

川魚鮨


でも一番の目的は『太平記』で使用された真田広之さん着用の大鎧。飾り方をちゃんとしてほしかったですが・・・幸村甲冑よりもはるかに見ごたえのある仕上がりで、感動しました。
私が大鎧好きになった原点でもあり、所有している妻取も基本モデルはこの甲冑です。
ちなみにこの大鎧が展示されている太平記館ですが、お土産の「足鏡」がすごく美味しいです。味は類似するお菓子があるのですが、そのお菓子も大好物でしたので、別に構わないです^^

大鎧好きになった原点














足鏡
さて足利学校ですが、かなり見ごたえがあります。静寂であり、深く学問するには良い場所だと思いました。
儒教に基づいた教育がなされており、良き武士教育の場なんだと感じました。

足利学校


孔子像






足利尊氏像

さて次は足利氏の館がありました鑁阿寺です。
こちらも風格があり、お勧めのお寺です。
こちらでも小説執筆をしましたが、足利パワー(?)で結構進みました^^
しかしあちこちでポケモンGOをしている若い子たちを見て、日本て大丈夫なんだろうかとちょっと暗い気持ちになりました。

鑁阿寺





逆さ藤天神
2016年8月13日~鎌倉
三日目は鎌倉です。
次回構想の小説は鎌倉・南北朝をテーマにしたいと考えており、しっかりと歩きたいと考えたためです。
まず五山を制覇しようと円覚寺へと向かいました

円覚寺

円覚寺から初めて登る源氏山へ。
その途中に五山の一つ浄智寺があります。ただかなり規模が小さく、運営が厳しそうだなと思いながら源氏山へ向かいます。

浄智寺

源氏山に登りますと有名な頼朝公像が。
中々格好良い銅像で感激。家に帰ったら大鎧着たいと思わせるほどでした^^

源頼朝像


源氏山の途中に後醍醐天皇の側近で処刑された日野俊基の墓があります。また切通しが残っており、鎌倉を実感出来る場所で、立ち寄って良かったと思いました。

日野俊基墓

日野俊基終焉地
さて次は建長寺と近くにある切通しへ。
北鎌倉駅から八幡宮の間には切通しがあちこちにあります。坂がある場所はえてして要害の地なのですが、鎌倉が攻めにくいのはこういうことかと実感しながら歩きます。

建長寺





五山ではありませんが、浄光明寺にも参りました。
ここは足利尊氏が後醍醐天皇に反旗を翻す決意をしたお寺で、時代が大きく転換した場所でもあります。大河『太平記』でも屈指の名場面の舞台です。

浄光明寺




扇谷上杉関東管領邸

太田道灌邸跡
そして五山の寿福寺へ。
こちらには源実朝と北条政子の墓があります。岩をくり抜いた鎌倉独特のお墓で、ひっそりと母子が眠っております。

寿福寺

北条政子・源実朝墓



問註所跡

さて鎌倉の中央へ。
ですが今回は八幡宮には寄りません。休憩も兼ねて鎌倉の図書館で調べ物。以前もこの図書館に寄りましたが、中々蔵書が多く、色々と調べることが出来ました。

鶴ヶ丘八幡宮
八幡宮を抜け、次は北条高時の執権館があった宝戒寺へ。
北条滅亡後に後醍醐天皇の勅命で尊氏が建立した寺です。

宝戒寺


次に向かったのは鎌倉宮。
後醍醐天皇の皇子で、倒幕に活躍した護良親王を祀った神社です。親王は足利との政争に敗れ、中先代の乱の時に直義に暗殺された悲劇の人物です。
以前も同じですが、鎌倉宮に漂う雰囲気は実に寒々しく、ひぐらしの声が余計に夏にも関わらず、寒気を覚えさせます。

鎌倉宮

護良親王牢跡
近隣に親王の陵墓があるのですが、案内板がなく、探すのに一苦労。この案内不足もより寒々しさを感じさせるのかもしれません。

護良親王墓

次に向かったのは五山最後の浄妙寺。
尊氏の父・貞氏のお墓があるお寺です。こちらはほんわかとした雰囲気で落ち着きます。

浄妙寺

足利貞氏墓
この途中にある勝長寿院跡に行きたかったのですが、どうしても見つからず断念。後に地図で確認し直しましたので、次回は必ずたどり着きたいものです。しかし案内板、もっと作ってほしいです。

文覚上人屋敷跡

上杉朝宗・氏憲邸跡
次に向かったのは北条氏滅亡の地・東勝寺。
本来は三代・泰時が防衛のために建立したお寺でしたが、図らずも終焉の地となってしまいました。
こちらも鎌倉宮と同じぐらいに寒々しい場所で、霊感のない私でもちょっと怖かったです。

東勝寺跡


東勝寺跡の次は由比ガ浜へ。
普段は通らないルートで目指します。

日蓮辻説法跡


本覚寺

由比ガ浜はお気に入りの場所なんですが・・・夏ということで人の芋洗状態。
ですのでのんびりせず、稲村ヶ崎へと向かいました。
稲村ヶ崎は新田義貞が鎌倉攻めに使ったルートです。有名な太刀を海に捧げるシーンの場所です。
夕日も綺麗で、小説の構想が思い浮かびました。

稲村ヶ崎
2016年8月14日~鎌倉→名古屋
四日目は引き続きお勉強の時間です。
まずはじめに江ノ島にある龍口寺へ。こちらは鎌倉期の処刑場とされた場所で、北条高時の遺児・時行終焉の地です。
ちなみに日蓮もここで処刑されそうになりましたが、間一髪助かりました。

龍口寺



江ノ島から鎌倉市立図書館へ。時間がある限り、調べまして名古屋へと向かいました。
2016年8月15日~名古屋→大阪
最終日は大垣で水まんじゅうとコーヒーまんじゅうを食べたぐらいです^^;
森ノ宮駅で下車をして、喫茶店で小説を執筆。今回は執筆と調べ物ばかりの旅でした^^

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