鎧を着けよう!!
〈鎧を着けよう!!〉
さて鎧を着用したい、と思っていても簡単には入手できませんし、場所もない。そこでここへ行けば鎧が着用できるところを紹介しましょう!!
①兵庫県立歴史博物館 |
名城・姫路城の側にある博物館です。この博物館の体験コーナーでは大鎧と十二単が着用できます。ただ着用できるのは1日に3回で、一回ごとに一人しか着用できません。応募人数が多い場合はくじ引きになります。 私は大鎧を着用するべく、3度訪れました。しかし2回とも着用することはできませんでした。そこで高い確率で着用するコツとしては平日の朝一を狙えばいいということです。日曜や午後はお客さんが多いので応募率が高くなるのです。それと特別展示の時も外しましょう。 |
〈どんな鎧か〉 |
〈大鎧〉 〈胴丸鎧〉 形態は大鎧です。九州の甲冑メーカーさんが販売している島津義弘公着用の大鎧(200万ほど)です。鎧直垂と太刀・脇差、実物大模型馬など、『太平記』ファンにはたまらないコーナーです。私は結構わがままを言って、篭手を片手だけに着用させていただいたりと、結構嫌な客でした。おまけに緒の締め方を教えてもらいましたし(笑) 【補足】 大鎧ですが、時期によって胴丸鎧になるそうです。もし希望があるのでしたら、事前に確認を取ることをお勧めいたします。 |
②鹿児島県歴史資料センター 黎明館 |
薩摩藩主・島津氏の居城・鶴丸城跡に建てられた大規模な博物館です。ここの体験コーナーで当世具足が着用できます。私が生まれて始めて甲冑を着用した場所です。その後、城山へ行きましたが、心ここにあらず、でした。 |
〈どんな鎧か〉 |
形態は当世具足です。九州の甲冑メーカーさんが販売している山本勘助の具足です。付属品は陣太刀、脇差があります。鎧下着はなしです。私が行った時はすぐに着用させてもらいました。 |
③埼玉県立博物館 |
大宮市にある有名な博物館です。ここの体験コーナーには大鎧があり、着用できます。そのほか、見たところですが、三領ほど鎧がありました。ただいつも着用できるわけではないらしく、着用体験日があるみたいですので、事前に調べて行った方がいいでしょう。ちなみに私は着用できませんでした。しかしここで「揚結び」という鎧の独特な結び方をマスターしました。 |
〈どんな鎧か〉 |
確か畠山重忠が奉納した鎧をリメイクしたものだと思います。小学館のこども歴史百科の中にも掲載されていました。設備は最高で、引立烏帽子から鎧直垂まで揃っています。いつかこのようなセットを手に入れてやるぞおお!! |
④仙台市博物館 |
仙台城のすぐ近郊にある近代的な博物館です。いつでもというわけではないと思うのですが、伊達政宗の甲冑が着用できるみたいです。あの三日月の前立てがしぶい!!! |
〈どんな鎧か〉 |
上記のままです。『独眼竜政宗』で使用された甲冑と同タイプです。ちなみに同ドラマで使用された秀吉の甲冑も着用できるみたいです。 |
④香川県歴史博物館→香川県立ミュージアム |
高松城のすぐそばにある歴史博物館です。この博物館の体験学習室はバラエティ豊かで、様々な体験が出来ます。大鎧をはじめ、女房装束や琴、烏帽子着用など装束や甲冑初心者にはたまらない博物館です。 |
〈どんな鎧か〉 |
光山堂製の大鎧で、造りは当世小札です。受付のお姉さんにお願いすればいつでも着用出来ます。恐らくすぐに大鎧を着用させてもらえるのはこの博物館だけではないでしょうか。ただ着用法がしっかりしていないことと、鎧直垂が特別な時以外着用出来ないことが難点といえば難点です。しかし弓を持たせてもらえますので、その点はカバー出来るかもしれません^^ 二回目は直垂などを持ち込みました^^^ |
⑤明石市立文化博物館 |
明石城のすぐ近くにある博物館です。体験会は事前予約が必要で、甲冑の他にも衣冠や十二単もあります。また気さくに着付けをしていただきますので、楽しむことが出来ます^^ |
〈どんな鎧か〉 |
光忍作の当世小札胴丸鎧です。背板はありません。太刀と脇差も着用してくれます。ちなみにこの写真の装備ではありません^^;この日持参したのは鎧直垂、白小袖、弓懸、足袋、草鞋、采配です^^ |
⑥松山城天守閣 |
松山城天守閣一階で常時着用出来ます。係員がいませんので最低限知識を持っていた方が良いかと思います。 |
〈どんな鎧か〉 |
光忍作の赤桶側と茶桶側の二種類があります。赤はかなりボロボロです。ちなみに上記の画像は晒し布と脇差、弓懸を持参しました^^ |
⑦松代・真田宝物館 |
松代城前にあります真田宝物館内で試着できます。 |
〈どんな鎧か〉 |
3分で着替えてみました^^ |