手作り甲冑奮闘記「三目大札紅裾濃大鎧」
三目大札紅裾濃大鎧 |
何だかね。三目札、作りたくなっちゃったんですよ。今の自分ならやれるんじゃないかって。 でね。以前『熱中時間』で使った弦走の布がいい具合に残っていて、丸武さんがいい部品を販売していたりして、もう作るっきゃないって。 それでやってしまったのがこの作品です。縅は『炎立つ』の源義家がモデルです。紅裾濃は本当にきれいですね^^ 以前よりも技術も知識もアップしていますので、とりあえずちゃんと仕上がったかなと思います。 重さはずいぶん軽くなりましたが・・・三目札はやっぱり重いです。 今回は鍬形は無しです。 |
■完成画像 |
■折り畳み |
しっかりと折り畳めます。 |
■着用画像【黒直垂バージョン】 |
■着用画像【白直垂バージョン】 |
■着用画像【立烏帽子バージョン】 |
■小具足 |
■工程 |
【大札】 とにかく重なりが多く、札も大きいので材料食います。 手間は結局変わんないです^^;; ですが『熱中時間』時代よりもレベルはかなりアップしており、手際は良くなりました。 【兜】 ヘルメットは塗装が剥げてもいいように黒素材を使用します。天辺の穴もしっかりと大きく空けました。 ・・・ヘルメットをこういう風に使うなんてメーカーも考えてないでしょうね^^; 星は前回同様、ぬいぐるみの目玉です。今回はメットに穴を空けて、密着するようにしました。 鉢の筋は紙紐です。 【八幡座】 【シコロ】 【組立】 【籠手】 今回は古式にしました。 【縅・組立】 弦走革をつける前の画像です。完成すればもう二度と見れません^^; 【栴檀・鳩尾板】 今回の縅はごまかしがききません。ですので威した後に紐を整えます。 【籠手】 本式に近づけました。手首でボタンを止めるタイプです。 脇をしめる紐は縅糸を縁取りで包む贅沢仕様です。 【脛当】 倶利伽羅鎧のものをそのままコピーしました。 |